日焼け止め塗ってる?日光対策やスキンケアについて。

最近、日光の紫外線がシミやシワの原因になると聞いて、家族がしきりに日焼け止めを使うように言って来ます。

調べてみると確かにそうらしく、だからあまり陽に当たらなかった(であろう)平安美女たちは肌が白くてシミやシワも少なかったのであろう、と納得しています。

その一方で、毎日朝から晩まで野良仕事に出ていた祖父母の肌はシミやシワが多かったのも首肯けます(もっとも、加齢による影響もあるでしょうから、一概には言えないでしょうけど)。

最近では男性でもスキンケアをしていたり、子供用のそうした商品を見かけた時には、実に上手い商売を開拓したものだ、と感心しきりでした。

聞くところによれば「人間が健康を保つために必要な日光の量は、一日あたり手の平サイズの面積に30分も浴びれば十分」だそうで、保育園などでもなるべく子供たちを日光に当てないようにしているところもあるのだとか。

かつて夏の炎天下で一日中、真っ黒になって遊び回って、夏休みが明けるとみんなで肌の黒さを競いあった時代の生き残りとしては、少し寂しいものです。

そんなのあまり気にしなくても、別に日光が原因で亡くなった方が多いという訳でもなし、現に多くの人が元気なのだから、別に昔からのままでいいじゃないか、というのが正直なところです。

とは言え、スキンケアを進めてくる方々も善意ですから「今はよくても、将来的にシミやシワが目立って、きっと後悔する」などと、熱心に勧めて来ます。まるで、化粧品のセールスマンみたいです。

でも、シミやシワなんて、歳を重ねれば誰だって出てくるものだし、あまりいつまでも若くてピチピチなお肌でも、なんだか「あまり苦労していないんじゃないか、こいつは」と思われそうで、やはり歳相応な外見の方が、やっぱりいいと思います。

肌に刻み込まれたシワや、染み付いたシミは、その一つ一つが人生の深みだと思います。

何でも若くて、新しい方をよしとする我が国のアンチエイジング(加齢に逆らう、若く見せる)傾向は、社会の成熟を否定し、幼稚な大人たちを生み出す原因になっています。

もちろん、物事には程度があり、あまりに肌がボロボロというのも嫌なので、シミやシワについてはあまり気にしないながらも、清潔感を保てるよう、日常の洗面や入浴などについては、これからも気を配っていきたいものです。

シミやシワに象徴される人間の老いについてより理解が深まり、より成熟した社会の実現には、まだまだ時間がかかりそうです。

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